スマートフォンというと、年配の方には使いにくいというイメージがあるかもしれません。確かに物理キーの方が年配の方にはわかりやすく、画面をタップするという操作方法も難しいと感じる方も多いでしょう。しかしそんな方のために富士通が開発したスマートフォンがらくらくスマートフォンという端末です。今までのシニア向けの携帯電話は、極力ボタンを減らして操作しやすくしたものがほとんどでした。しかしこのらくらくスマートフォンは単なる初心者用のスマートフォンではなく、より操作しやすく、しかも利用者の事をよく考えた端末となっているのです。例えば、このスマートフォンでは一度画面をタップしただけではボタンの色が反転するだけで操作したことになりません。その後もう一度ボタンを押さなければなりません。これで操作ミスを防ぐとともに、自分がどのボタンを押したのかが分かる仕組みになっています。iPadのようにホームボタンが物理キーになっているのもシニア世代に優しい作りです。さらに新たなアプリがインストールできないという特徴もあります。これは悪質なアプリからシニア世代を守るのにとても有効です。こうした使いやすいらくらくスマートフォンを親世代にあげてもいいかもしれません。

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