先日、高校生が授業中にスマートフォンを活用する新たな試みがあるというニュースを目にしました。
これは奈良市立一条高校で来春から検証を始めるもので、「受験サプリ」というオンラインの学習サービスを授業に活用するという画期的な試みなのです。
受験サプリは、無料累計利用者が150万人を超え、現役高校生の有料利用者は16万人にも上り、そのうちの約6割がスマートフォンで講義の動画を見ているといいます。
保護者の年収や居住地により、塾や予備校に通えない高校生にとって、救世主であったのかもしれません。
高校生がスマートフォンで意見を発表したり、休み時間には予備校講師の講義を動画で見ることもでき、今まで利用していなかった生徒の成績アップや、苦手克服などに期待ができそうです。
受験サプリを運営するリクルートマーケティングパートナーズが動画を無料で提供し、奈良教育大が効果を検証するということで、とても注目されています。
この受験サプリは、今の時代にとても合っていて、高校生に支持されたのかもしれません。
検証結果が楽しみですが、日本の学力低下が叫ばれている中、先生方の負担も軽減され、学力もアップすることができれば、スマートフォンの活用方法はさらに広がるかもしれませんね。

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